去年の夏に韓国の床暖房メーカー「ホヤオンドル」が日本に上陸しました。パネル式の温水床暖房で素人でも簡単に設置できるのが特徴です。今回はこのホヤオンドルを3ヶ月使用した感想を綴っていこうと思います。
熱源は真空管式太陽熱温水器
ホヤオンドルは通常は電気温水循環器に接続して使うのですが我が家では200リットルの真空管式太陽熱温水器に接続して使用しています。真空管式太陽熱温水器は冬でも天気が良いと70℃近いお湯ができます。これがどの程度ホヤオンドルの熱源として使い物になるのか検証してみました。
ホヤオンドルだけで部屋は暖かくなるのか?
韓国では床暖房だけで部屋を暖かくするそうで、エアコンなどの他の暖房器具と併用は基本しないそうです。常時50~70℃の温水が床を暖めているので部屋の中はとても暖かいそうです。
我が家は太陽熱温水器を熱源としていて、天気がいい日は70℃のお湯ができます。70℃の水温があれば夕方寒くなってきた頃にホヤオンドルを使って寝る時間まで部屋がポカポカの状態を保つことができます。室温はだいたい23~26℃くらいまで上昇します。
水温が50度を下回ってくるとエアコンを併用しないと寒いと感じます。11月は日照時間も結構ありホヤオンドルだけで部屋が暖かくなったのですが12月に入ると冬至ということもあってエアコンを併用しないと部屋が温まらなくなってきました。
ホヤオンドルとエアコンの併用
ホヤオンドルは水温が50度を下回ってもエアコンを併用すれば十分な暖房効果を発揮します。エアコン単体だと床まで温まらないので室温が25℃あっても体感温度はかなり寒く感じます。
ホヤオンドルと併用することで室温が25℃あっても体感温度は30℃くらいに感じます。体の芯から温まっている感じがするのです。
蓄熱効果と遠赤外線
パネル式の温水床暖房は日本ではあまり見かけませんが韓国ではたくさんの商品があります。そのなかでもホヤオンドルは頭ひとつ抜き出ていて蓄熱性と遠赤外線効果が段違いに優れているそうです。
ポンプを停止してホヤオンドルの暖かさがどのくらい持続するのか実験してみたところなんと2時間も暖かさを保持していました。この蓄熱性にはマジで驚きましたね。
ホヤオンドルには麦飯石という遠赤外線効果のある石が混ぜ込んでいるそうでこれにより岩盤浴のようなじんわりとした暖かさを体感できるそうです。最初は大げさな宣伝文句だなと思いましたが実際に体験してみて本当に岩盤浴のような気持ちよさを感じました。
この蓄熱性と遠赤外線効果はホヤオンドルの特許だそうで他のメーカーには真似することはできないそうです。
まとめ
ホヤオンドルを3ヶ月使った感想を述べましたが一番素晴らしいと感じたのが素人でも簡単に設置できる点ですね。僕は太陽熱温水器と接続するためにちょっとした配管工事をしたのですが、通常は電気温水循環器にパイプを差し込むだけなのでとても簡単に設置できます。
DIYで設置するので設置費用も抑えることができるし、パネルとパイプだけの単純構造なのでそうそう故障することもありません。(循環器を除く)床暖房は最も理想的な暖房と言われていますが、実際に体験してその通りだなと思いました。エアコンでは味わえない暖かさがあります。みなさんもホヤオンドルを是非体験してみてください。
コメント
Twitter拝見したら、風船が飛んでました。
お誕生日、おめでとうございます!!!
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