真空管式太陽熱温水器の低温調理器を作った

太陽熱温水器

有り余るお湯

4月に入って太陽熱温水器は絶好調で、連日100度近いお湯を生成してくれています。

温水器を設置して1年ほど経ちますが、この有り余るお湯を有効活用できないものかとずっと考えていたのですが、最近低温調理の熱源として使えるんじゃないかとふと思いつきました。

低温調理とは

皆さんは低温調理という調理方法をご存知でしょうか?ビニール袋に食材を入れて真空にしたものを湯煎して調理する方法です。

タンパク質が凝固を始める温度は63℃、水分分離を始める温度が68℃なのでその温度以下で調理する事で肉が固くならずに美味しく調理できるということです。

1974年にフランスでフォアグラのテリーヌの重量ロスをへらすために開発された調理方法で、焼く、蒸す、煮るに次ぐ第4の調理法と呼ばれているそうです。

アノーバ

1980年代にはこの低温調理法はホテルやレストランで採用され、2013年に米・シリコンバレーのアノーバというメーカーが家庭用低温調理器を200ドルという低価格で販売して一気に普及したそうです。

低温調理で作ったローストビーフ

僕が初めて低温調理された肉を食べたのが2年前で松野さんのログハウスでごちそうになったローストビーフです。低温調理器を63℃にセットして3時間放置するだけでこんなに美味い肉ができるのかと当時とても衝撃を受けたのを覚えています。

太陽熱温水器を使った低温調理器

太陽熱温水器の熱湯をどうやって低温調理に使うか色々考えたのですが、アマゾンで温度スイッチなるものが販売していたのでこれを上手く利用して下図のような装置を作りました。

水を張ったタライにグルグル巻にしたなまし銅管を入れて、銅管内に熱湯を通せば熱交換でたらいの水が温まります。銅管出口から出てきた水はポンプで温水器に戻します。ポンプにはサーモスイッチをつけてタライのお湯が任意の温度になるまでポンプが回り続けるようにします。タライ内の温度が均一になるように撹拌ポンプも入れました。

太陽熱温水器のお湯で低温調理をする装置を作る。

動画を見てもらえばもっとわかりやすいと思います。使用した部品などは動画の概要欄に乗せているので興味がある方はチェックしてみてください。

実際に使ってみた感想

太陽熱ローストビーフ

自作した太陽熱低温調理器でローストビーフを作ってみたのですが、めちゃめちゃ美味しいものができました。

家に転がっていたガラクタを適当に組み合わせて作ったので実質かかった費用は1200円くらいなのですが、1200円でこれだけ素晴らしい調理器具できたことに感動です。

みなさんも低温調理をやってみてください

最近は普及が進んだおかげか更に低価格なものが出ていて、セールを狙えば3000円以下で購入できたりします。これ一台あればほったらかし調理で美味しいお肉が食べられるのでぜひ皆さんもやってみてはいかがでしょうか?

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