第二種電気工事士受験の動機
新しい小屋もほぼ完成してあとは電気工事を残すのみとなりました。電気工事をするには第二種電気工事士という資格が必要で無資格で作業した場合違法となってしまいます。
まあ自宅の電気回線をいじるくらいなら無資格でやっちゃう人もいるけど、僕の場合はネットで発信していることもあって、ちゃんと電気工事士の資格を取ってから作業することにしました。
第二種電気工事士の資格取得の流れは、まずはじめに筆記試験に合格、その後実技試験に合格して免状が交付されます。
勉強期間
筆記試験は電気の基本理論や、法律、器具の使用用途や名前などの問題が出題されます。約2週間ほど勉強して楽勝で合格することができました。たしか自己採点86点だったと思います。(合格ラインは60点以上)
実技試験は40分以内に出題された回路を組み立てます。出題される回路は全部で13パターンあって試験前に公表されているので、試験日までにすべての回路を制限時間内に組み立てられるように訓練しておかないといけません。勉強期間は2週間くらい取りました。最初は作品を完成させるのに2時間以上かかっていたのが最終的に25分くらいで仕上げられるようになりました。(試験時間は40分)
そして実技試験本番
そして本日、いよいよ実技試験です。これに合格すれば小屋の電気工事ができるようになります。試験会場は千葉大学です。事前調査によると大学が受験場所の場合、机が小さいので狭い場所での作業に慣れておくといいとどっかの記事に書いていました。なので自宅での練習はめちゃめちゃ小さい机で練習しました。
そして実際の試験会場の机は40cm×170cmでした。思ったよりも広くて作業するには十分なスペースでした。
出題されたのは候補問題NO.4でした。この問題はVVF2.0の3芯を端子台に接続するのが結構大変で、僕的に苦手な問題でした。なので端子台接続の作業は時間をかけて慎重にやりました。その甲斐あってとてもきれいに仕上がりました。
痛恨のミス、電線を短く切ってしまう
端子台がうまくできて気が抜けたのか痛恨のミスをしてしまいます。ランプレセプタクルの電線を本来25cmで切るべきところを15cmで切ってしまいました。これはもう取り返しがつかないミスです。
ああああああ・・・・・・・終わった。あれだけ頑張って練習した成果が一瞬の気の緩みですべてパーですよ。ちくしょーーー
ここ最近で一番落ち込みましたね・・・まあ公開してもミスが治るわけでもないので気持ちを切り替えていきましょう。試験終了までまだ時間があるのでとりあえず回路を完成させます。
電線、短くてもOKでした!
数センチの誤差ならまだしも10cmも短く切ってしまったら不合格だろうと思っていたのですが、試験終了後、電気技術者試験センターのサイトで欠陥基準を確認した所
なんと50%以下のものと記載されていました。
つまり25cmの50%である12.5cm以上電線が残っていれば合格になります。今回短く切ってしまった電線は15cmあるので余裕で合格ですね。
いやー一時はどうなることかと思ったけど、今回はゆるゆるな欠陥基準に救われて無事に合格することができました(多分)
合格発表は来年の1月22日なので楽しみに待っていようと思います。
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