1ヶ月の長期キャンプ術

日常

毎年夏は避暑地へキャンプに行ってるのですが、今年は過去最長の1ヶ月の滞在となりました。この1ヶ月の長期キャンプでいろいろ学びがあったので次回のキャンプのためにブログに書き留めておこうと思います。

今年導入して良かったもの

去年のキャンプで不便だったことが多々あって、今年はそれを改善するべく色々なアイテムを用意しました。

コット

睡眠の質が上がる

去年のキャンプは地べたにマットを敷いて寝ていたのですが妻が背中が痛くなるというので今年からコットを導入しました。
僕は地べたでも問題なく眠れる体質なのでコットなんて不要だろうと思っていましたが実際に寝てみるとすごく寝心地がすごく良くて地べたと比較して睡眠の質が上がりました。

虫刺されが激減

地面から少し高いおかげで虫に刺されなくなりました。地べたで寝ていた頃はしょっちゅう虫に刺されていて最悪のパターンだと一週間くらい痒みが引かない時もありました。だから毎朝テント内を雑巾がけして清潔にしていたのですがコットを導入してからは虫の襲撃がピタッと収まって雑巾がけもしなくて良くなりました。

寝袋が汚染されない

コットが無かった時はマットに寝袋を置いてたんだけど地べたに近いせいかダニとかに汚染されて痒くなっていました。なので天気がいい日はしょっちゅう洗濯していました。コットだと地面から浮いているので痒くなる頻度がだいぶ減りました。今年は1ヶ月のキャンプで一回しか寝袋を洗っていません。

送風式ウッドガスストーブ

湿気った薪や生木でも燃える

去年までの煮炊きはネイチャーストーブを使っていました。キャンプ場に落ちている枝を燃料にするんだけど乾燥した枝は他のキャンパーに拾われていて湿気った薪か生木しか落ちていません。当然そんな薪だと全然燃えてくれず、ご飯は芯が残るし煙で体中すすだらけになるし最悪でした。
なので今回は送風式のウッドガスストーブを自作して持ってきました。これなら薪の状態が悪くても送風ファンのおかげでよく燃えてくれます。

ゴミが出ない

火力がめちゃめちゃ強いので生ゴミも灰にすることができます。長期キャンプだとゴミがどんどん溜まってくるのでこまめにこのストーブで燃やして灰にすればゴミ問題も解決します。

送風式ウッドガスストーブについて解説
薪のカットは電動剪定バサミで

ウッドガスストーブは細かく薪をカットしなければいけない手間があります。これを手鋸でやろうとすると大変な労力がかかるので今回電動選定バサミを持ってきました。直径3cmくらいの枝はスパスパ切れるので薪作りがとても楽になります。バッテリーもかなり持ってくれて1ヶ月のキャンプで3回しか充電しませんでした。

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ブルーシートタープ

今までキャプテンスタッグのタープを使っていたんだけど防水が切れて雨漏りするようになってきたので急遽ブルーシートを買ってきてタープにしました。このブルーシートタープは一時しのぎのつもりで張ったんだけど意外と使い勝手が良いので次回のキャンプもこれで行こうと思いました。

ブルーシートタープの利点

3.6M×5.4Mのサイズで1500円ほどで購入しました。サイズが大きいので雨が全然吹き込まず荷物をしっかり守ってくれます。
普通のタープは布に防水加工をして雨を防いでいるので定期的に防水スプレーでコーティングしないといけないのですが、その防水スプレーがけっこういいお値段します。小さいテントなら少量で済むのですがタープは面積が大きいのでものすごい量の防水スプレーを使うのでコスパ最悪なのです。
なので1500円のブルーシートを使い捨てでタープにするほうが手間も値段もよっぽどかからないなと思いました。

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醤油コーティングした鉄鍋

テフロン加工のフライパンより鉄フライパンのほうが美味しい料理ができます。ただ油のコーティングをうまくやらないと食材がくっつくのでそれが面倒でいつもテフロンのフライパンを使っていました。
最近YouTubeで醤油で鉄鍋をコーティングする方法が紹介されていたので半信半疑で試してみたところ本当にくっつかなくなりました。
くっつかない鉄鍋を手に入れてからはほとんどテフロンのフライパンは使わなくなりました。ただ20cmのスキレットなので2人分を作るにはちょっと小さいので来年のキャンプは大きサイズの鉄鍋も持ってこようと思います。

鉄鍋がくっつかなくなる醤油コーティングを試してみた。

来年に向けての改善点

前記では良かった点を述べましたが改善点もいくつかありました。

ソーラー発電の強化

キャンプ中の電気は100Wのソーラーパネルと384Whのリン酸鉄リチウムバッテリー(自作)で賄ってたんだけど2日連続で天気が悪いと電気が足りなくなったので次回はソーラー発電システムをもう少し強化して挑もうと思いました。

去年の記事↓

冷蔵庫が欲しい

キャンプ中は保存が効く缶詰や魚肉ソーセージでタンパク質を取ってたんだけど毎日食べてると飽きてきて生鮮食品が食べたくなってきました。あとせっかくくっつかない鉄鍋を手に入れたのに肉を焼けないのは物足りないと思ったので次回のキャンプでは冷蔵庫を導入しようと思いました。

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まとめ

今年で避暑地キャンプは3回目になるけどキャンプをしていて一番楽しいと思えるのは不便をどうやって解決するか考えている時ですね。今年はソーラーシステムが力不足だったので来年はどんなバッテリーを組むかアリエクを見ながらずっと考えていました。
現代人からすれば不便な事は忌み嫌われるかもしれませんが僕にとっては人生を充実させる良いスパイスになっている気がしますね。

コメント

  1. 今年も、奥様と愛犬と御一緒にキャンプですね。
    「バンキシャ!」観ましたよ! 尾木ママのコメントも素敵でした♪

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